今後の活動のお知らせ

フラトレスでは9月より4つのイベント・公演を実施します。
既成作品のアレンジ、新メンバーによる作・演出など、新しい試みを沢山行っていきます。
結成7周年、2021年度は忙しい年になりそうです。


Cafe Live「フラトレス・タイム vol.4」(9月)

出演 小楠修平、上月梓矢、森屋純、performerタケル

ステージのある空間にて、4~6名の出演者がジャグリングなどのパフォーマンスを行い、幕間に談笑したり、バラエティ的なコーナーを設けたりして、お客さんとの距離をいつもより近く、当団体ひいてはジャグリングを身近に感じてもらえるイベントとなっています。


『空に残す』by Project ゆれる(10月)

構成 吉屋太一

ーフラトレスの新鋭 吉屋太一が構成する “画” で魅せる公演プロジェクトー

当団体として初の試みとなる、新メンバー吉屋太一を作・演出に据えた公演を実施します。 アウターテーマ(景色)として「空」「天気」、インナーテーマ(メッセージ)として「記憶」を掲げ、ジャグリング、ダンス、マイムなど、多ジャンル複合のパフォーマンス的な画と印象で舞台を構成します。


オブジェクトシアター公演『線がつなぐ』(11月)

作・演出 宮田直人、橋本昌也

ージャグラー宮田直人とマジシャン橋本昌也による共同制作公演ー

フラトレスでは、ジャグリングが舞台で技能を発揮する手法を模索し、公演を行ってきました。その根幹は ”物体を操作すること” に長けたジャンルに生きる人の活動の幅を広げるというもの。当公演では、ジャグリングと同様に物体を操作するジャンルからマジシャンの橋本昌也氏を迎え、新たな演出的手法を用いた創作を行います。5分程度の小作品のオムニバス+約30分の中編作品の2部構成で公演を実施。公演を代表するオブジェクトとして ”線” をテーマに各出演者がそれぞれに作品を創作します。


ワークインプログレス公演&第6回公演『わが星』(12月、5月)

作 柴幸男、演出 宮田直人

ージャグリングで生まれ変わる、新たな『わが星』ー

少女の一生と星の一生を、時報で奏でる音楽劇。
試行錯誤の旗揚げから次のステップに挑戦すべく、劇団ままごとの名作『わが星』をジャグリングアレンジしてお届けします。ジャグリングが他ジャンルと手を取りながら舞台で輝く手段を探し出す新たな試み。
12月に創作過程の公開(=ワークインプログレス)、2022年に本公演を予定しています。


最後に、本日7月26日をもちましてフラトレスは結成7周年となりました。この日を迎えられたのは、支えていてくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。代表の宮田より、皆様へご挨拶いたします。

2021年7月26日、ジャグリング・ユニット・フラトレスは結成7周年を迎えました。

まずは、ここまで続けて来られたこと、メンバー、関係者、そしてお客様に感謝をお伝えしたいと思います。

僕達が舞台を始めた頃、ちょうど日本のジャグリングに ”舞台公演を行う” という選択肢がようやく出来始め、それぞれに公演団体を組み、手探りながらも舞台作りを行っていました。とはいえ、知る限り20~30団体ぐらいがそのピークであり、時代を経て、そしてこのコロナ禍でただただ減少の一途を辿っていきました。

今は “続けること” を大切にしたいと思っています。

新しい試みはあれど、まずは続けることを。

大道芸やサーカス、ジャグリングが活躍する場はあった。

けれど、そうではなく劇場という場所で生きていきたかった。

例えば、そんな僕のような人間がいたとして、その人たちが道を諦めてしまわぬように。そう生きてもよいと伝えられるようになりたいと願って、この活動を続けています。

7年経った今、まだまだ未熟さはあれど、何かを示していける程度には団体も成長をしてきました。支え合いあっての7年間がこれからも意味を成すよう、今後もフラトレスを支えていただけると幸いです。

ジャグリング・ユニット・フラトレス 代表 宮田直人