『線がつなぐ』キャスト対談③ -安東利香、稲垣愛弓-

オブジェクトシアター公演『線がつなぐ』に出演するキャストの皆さんでの対談を行いました。
第三弾は本作品の主演となる安東利香さん、稲垣愛弓さんの対談です。


ー簡単に自己紹介をお願いしますー

安東:安東利香(アンドウリカ)と申します。普段は俳優とパフォーマーをやっていて、作品の中では前半はバトントワリング、後半はお芝居の方で出ています。(稲垣さんとは)一緒に、結構やりとりをする感じの役どころです。
稲垣:稲垣愛弓(イナガキアユミ)です。私はステージマジックをよくやっています。今は劇団P-COURTっていうマジックとジャグリングと演劇を混ぜた劇団に所属していて、そこでは脚本とか演出もやっています。ですけど……緊張しますね 笑
安東:
稲垣:P-COURTとはまたちょっと違うので、緊張します。

ー共演者とのつながりを教えてくださいー

安東:『線が “つなぐ” 』ですもんね。
稲垣:そうですね、つながりを言わなきゃいけない 笑
安東:京都のノンバーバルシアター『ギア-GEAR-』で宮っち(宮田直人)さん、橋本昌也さんは卒業されてますけどそれまではご一緒させていただいて。そのギアのつながりで、昌也さんとは別のパフォーマンスで回らせてもらったりしてて、声かけていただいて。でも皆さんとは全然初めまして。
稲垣:そうですね、私も初めましてです。私は橋本昌也さんと黒川智紀さんの大学時代の後輩なんですよ。私がマジック教えてもらったのが黒川さんで、その先輩にあたるのが橋本さんで、そのつながりで「今度フラトレスでマジックやるから」っていうのでお話頂いたんですよ。

安東:マジック+ジャグリングって、どんな感じになるんだろうって。でも、なんか凄いですね、それぞれが 笑
稲垣:プロの方々ですからね。
安東:なんか「ここは出来ます」「こういうのどうですか?」とか、発想が。
稲垣:「あ、出来ますよ!」ってすんなり言ったりするじゃないですか。
安東:ねえ。
稲垣:すごい意見が飛び交っていて、賑やかですね。

ーフラトレスの印象を教えてくださいー

稲垣:今回(出演は)初めてですか?
安東:そうなんですよ。フラトレス・タイムっていうイベントでは一回させてもらって。何度も公演は観に行ってたんですよ。絶妙にされてるから、ジャグリングしてますっていうのが、そんなに無く……
稲垣:溶け合う感じの。
安東:でもお芝居に寄り過ぎたり、分裂しててどっち見たらいいんだろう?ってなるのが無い。
稲垣:綺麗ですよね、フラトレスさん。整然としていて。私は旗揚げから全部観ているんですけど、どの公演もジャグリングの道具をメインにしてるんですけど、溶け込んでるというか、同じ道具でも違う使い方とか演出のされ方をしていて、水面を表現するとか本棚を表現するとか、そういうのを毎回毎回違う工夫をされてやっているので、毎回来ても楽しくて、綺麗で美しいなっていうのがフラトレスの印象です。
安東:なるほどー!みたいな感じが、観に行った時に。こんな使い方、「あぁ、そう見えるなあ」みたいなのが。
稲垣:確かに、物の例えとか結構されるじゃないですか、「ただの輪っかだったのに…!?」みたいなのが。
安東:でもジャグリング道具だから投げれるし転がせるしみたいな 笑
稲垣:マジシャンの方もそうですけど、ジャグラーの方も、なんかこう物を愛してて愛でているのが、練習中とかもすごい見えて 笑

ー創作途中ですが作品の感想を教えてくださいー

稲垣:劇とかはこれまでも何回もやったことはあるんですけど、物を中心に考える動き方とか演じ方っていうのが難しいなって思いながら、新しい感覚だなって思いながらワクワクしながらやっているんですけど。
安東:確かに。私もお芝居ぽつぽつ出演する中で、新しいというか、物が主体になって進んでいってるっていうのもあるから、いつもと違う感じが。なるほど、そうか、って気付くことが。
稲垣:作品自体も『線がつなぐ』、”つながる” っていうテーマで色んな物とかも出てきますし……連想ゲームみたい 笑
安東:確かに 笑
稲垣:どう繋げたら “つながる” の意味に辿り着くんだろう?みたいな感じで進めてますよね。人の動きとか、物の落ち方とか、そういうの全部。練習の中から、『線がつなぐ』って言葉の意味をすごい考えながらやってる感じがしますね。
安東:前半がパフォーマンスで、後半がお芝居というか……全体を通してつながりを見ていただけたら楽しめるんじゃないかなって。

ー今回のご自身の役どころについて教えてくださいー

安東:役どころ……。
稲垣:役どころ……。結構、中心にいる感じ。
安東:中心。
稲垣:中心ですよね 笑
安東:
稲垣:チラシ見た人ちょっとびっくりして来ますよね。演出の宮田さんと橋本さんで、代表って感じしますけど。ここ二人じゃないんだって。
安東:確かに。
稲垣:どこまで言っていいんだろう?笑
安東:ちょっとだけ言うなら……?
稲垣:人とのつながり、が一つのテーマではあるかもしれないんですけど、不思議なつながりですよね。
安東:不思議なつながり。
稲垣:偶然って言うか。

安東:私は役どころというか、普段いそうなじゃないけど、普通の女の子。
稲垣:日常風景の中の一人って感じがしますね。
安東:ちょっとファンタジーな感じも。作品の感想というか、宮っちさんの頭の中にある “可愛い” というかが 笑
稲垣:
安東:なんというかフラトレスの宮っちさんのイメージにはまってるというか。皆さんもあったかい方が多いじゃないですか。
稲垣:フレンドリーな方が多いですね。
安東:それが作品にも出てるのかなって。

稲垣:逆に、反対ですよね(私の)役どころとしては。不思議な、誰かも分からない、いるかも分からないようなファンタジーな人ですね。
安東:難しいとか思う?
稲垣:難しいです。でも、会えたらいいなって思います。偶然つながった人として会えたらいいなって。

ー最後にお客様にメッセージをー

安東:こんな大変な状況になってて、自分も落ち込み気味になったり、皆さんも大変なことが多いと思うんですけど、この作品を観ていただいて、前向きになれたりとか、何か心に残ったらいいなと思っております。
稲垣:フラトレスさんの普段のジャグリングに加えて、橋本さん、黒川さんたちの “マジック” っていう新しい技術・考え方が加わった舞台になっています。なので、いつものフラトレスさんの、あの空気とはまた違った作品としてお楽しみいただけるかと思います。

ーお二人ともありがとうございましたー


この記事では掲載し切れなかった対談の内容は、当団体のオンラインショップにて動画としてご購入・ご視聴いただけるようになっています。他も含めた4つの対談動画+お礼のメッセージ動画をセットにした内容になっています。公演のご予約とともに、是非ご購入ください。

次回は、フラトレスとも所縁の深い堀口楠日さん、長崎奈央子さんの対談です。

【公演情報】
ジャグリング・ユニット・フラトレス produce
オブジェクトシアター公演『線がつなぐ』
作・演出 宮田直人、橋本昌也

日時:2021年11月20日(土)- 21日(日)
会場:大阪市立芸術創造館
出演:宮田直人、橋本昌也、黒川智紀、安東利香、稲垣愛弓、堀口楠日、長崎奈央子

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